臨床医学総論・各論

【国家試験対策】臨床医学各論の末梢神経障害まとめ

鍼灸師国家試験対策 臨床医学各論の末梢神経障害まとめ
おはようございます😁 もぬけです。
このサイトは鍼灸師・柔道整復師国試対策の内容をまとめています。
 
このページで覚えるポイント
 
 末梢神経障害と中枢神経障害の違いを覚える
 各末梢神経障害の特徴を覚える
 末梢神経障害の違いを覚える
 

末梢神経障害と中枢神経障害ってぱっと症候群や疾患名を見てわかりますか?

例えば「ベル麻痺」は末梢性ですか?中枢性ですか?

ベル麻痺は末梢性の顔面神経麻痺なんですが、中枢性の顔面神経麻痺とどう違うかなどを知っておくと点数を取ることができます。

今回は国試でよく出題される末梢神経の特徴と出題ポイントをまとめていきます。

国試で出題されやすい末梢神経障害について

鍼灸師・柔道整復師国家試験でよく出題される末梢神経系の神経障害は以下の4つです。

国試向け末梢神経障害一覧

 ギラン・バレー症候群
 圧迫性・絞扼性ニューロパチー
 末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺)
 ラムゼーハント症候群

どれも結構な出題数があり、過去問を解いていくとよく目にする項目ではないでしょうか。

過去問あんまり解いてない?

コレを読んだら解いてみてくださいね。

順にまとめていきます。

ギラン・バレー症候群について

急性あるいは亜急性に進行する運動優位の末梢神経障害です。
症状では球麻痺症状などがポイントとなっていきます。

風邪を引いたあと、なんだか手足がしびれて力が入らなくなったりするというのがギラン・バレー症候群のよく聞く症状です。

ギランバレーの症状について

四肢のしびれ感・感覚鈍麻
対称性の四肢脱力
脊髄性の運動失調
歩行困難
腱反射低下または消失
両側性顔面神経麻痺
外眼筋麻痺
呼吸筋麻痺
球麻痺
頻脈・徐脈・非整脈
自律神経症状

四肢のしびれ感・感覚鈍麻

とにかく覚えていきたいのはしびれ・脱力感・感覚鈍麻といった力の入らないイメージを持ってほしいです。足の力も抜けるので歩けない。腱反射も低下。これが第1のイメージです。

■呼吸筋麻痺 ■球麻痺

次に重症化しだしたら、球麻痺症状(嚥下困難など)の症状が出てきます。
呼吸も困難になるケースもあり重症化次第では危険な疾患です。

両側性顔面神経麻痺

顔面神経の症状は両側性に現れます。なぜここを強調しているかというと別の疾患では片則性に現れるものもあるからです。(ベル麻痺)

教科書には載っていませんが「風邪を引いた日」や「下痢が続いた日」の翌週に起こることがあります。

追加で覚えておきたい症状

想像の通り、神経伝達速度は低下します。しかし低下するのは「運動神経」であり「感覚神経ではない」ことに注意が必要です。

つまり運動神経の神経伝達速度は低下しますが、感覚神経の運動速度は低下しません。

圧迫性・絞扼性ニューロパチーについて

末梢神経がなんらかの障害によって「圧迫」されたり「絞扼」されたりするものです。圧迫・絞扼部位や症状を覚えていきます。

圧迫性・絞扼性ニューロパチーについて

撓骨神経麻痺
正中神経麻痺
尺骨神経麻痺
総腓骨神経麻痺
脛骨神経麻痺
など

上肢の絞扼よりも間違いやすいのが下肢の2つの神経症状ではないですか?
脛骨と書いてあるので「脛骨」周辺の筋「前脛骨筋」の症状を考えてしまい逆を選んでしまいます。

撓骨神経麻痺について

 「回外筋」により絞扼
 下垂手

正中神経麻痺について

 「円回内筋」により絞扼
 「手根管」にて絞扼
 猿手
 母指の対立運動不可

尺骨神経麻痺について

 「肘部管」により絞扼
 「尺骨神経管」により絞扼
 「ギオン管」により絞扼
 鷲手
 巧緻運動の障害

上肢の末梢神経ゴロ合わせ

 わしゃ、かとうさるまさ

 わし(鷲手)しゃ(尺骨N)、か(下垂手)とう(橈骨N)さる(猿手)まさ(正中N)

総腓骨神経麻痺について

 下肢の神経麻痺で最も頻度が高い。
 ギプスなどにより絞扼
 下腿外側から「足背」に知覚麻痺
 下垂足

脛骨神経麻痺について

 足根管症候群で圧迫
 足の底屈が不可

ベル麻痺:末梢神経性顔面神経麻痺について

末梢性顔面神経麻痺は種々の原因で起こるが50~70%の例で特発性・急性に発現するいわゆるベル麻痺である。ベル麻痺は通常一側性の末梢性麻痺を呈する。

よく出題されるのは、末梢性の顔面神経麻痺は額のしわ寄せが「できず」、中枢性顔面神経麻痺はしわ寄せが「できる」という問題です。

ベル麻痺について

男女差はない
30~40代に多い
額のしわ寄せができない
開眼が困難
兎眼
鼻唇溝が浅く・頬を含ませることができなくなる
口角が下垂・口笛が吹けない
舌前2/3の味覚障害
淚分泌障害
唾液分泌障害
聴覚過敏
耳痛

中枢性と末梢性の違いは中枢性顔面神経麻痺は額のしわ寄せができるというポイントです。

ラムゼーハント症候群について

顔面神経麻痺の80%がベル麻痺であり、残りがラムゼーハント症候群と言われています。
原因がはっきりしており「帯状疱疹ウイルス」が神経に入ることで発生します。

ラムゼーハント症候群について

原因:水痘・帯状ヘルペスウイルス
顔面神経麻痺:感染側同側の末梢性
疱疹・発赤:外耳道・耳介に疼痛を伴うもの
髄膜炎

ラムゼーハント症候群の特徴は帯状疱疹ウイルスと原因がはっきりしている点です。
ウイルスとわかっているので治療法「抗ウイルス剤」を適用します。

末梢神経障害の疾患まとめ

男女差があるものや無いもの違いや、特徴的な症状、追記で解説を入れているものはよく出題される症状です。

定期的に見返したりすることで徐々に覚えれると思いますので着実に覚えていきましょ!

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