臨床医学総論・各論

【国家試験対策】糖尿病疾患の覚え方やポイントについて徹底解説

【国家試験対策】糖尿病疾患の覚え方やポイントについて徹底解説

おはようございます😁 もぬけです。

このサイトは鍼灸師・柔道整復師国試対策の内容をまとめています。
あくまで国家試験対策のまとめですので臨床的なものは含んでいません。

このページのポイント
 
 糖尿病について学ぶ
 糖尿病の症状や合併症について学ぶ
 

糖尿病は国家試験で臨床問題や合併症として出題されます。
現在の糖尿病についての理解度を確認するため下記の問題に挑戦してみてください。

[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em 0.5em; border-color: #AADDff !important;background: #FFFFFF;box-shadow: 0px 0px 0px 2px #d6ebff; border-style: dashed !important; min-height: 100px !important; ” align=”center” random=”true”][q multiple_choice=”true”]問題:糖尿病患者について誤っているのはどれか。

[c]やせをきたす疾患である
[c]合併症には動脈硬化がある
[c*]2型糖尿病は脾腫によるものが多い
[c]症状には口渇がある
[c]両側性の手袋靴下型の神経障害を起こす

[x]正解は「2型糖尿病は脾腫によるものが多い」です。
[/qwiz]

〇〇について

 〇〇は✗✗

このサイトでは、上記のようなボックスは国家試験で重要になるポイントです。
上記に該当するものはどれか?(でないのはどれか?)などという問題で出題されることがあります。

〇〇
○()○()

上記のボックスは、ゴロ合わせや覚え方のボックスです。
どうしてもどれか一個忘れてしまうというときなどはゴロ合わせが強力です。

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ゴロ合わせのみで覚えようとすると失敗しますので、必ず一旦は丸暗記をするか理論立てて覚えるようにしていただければと思います。

では次の項目から本題に入ります。

糖尿病について

インスリン分泌不足もしくはインスリン感受性の低下により、インスリンの作用が傷害されて血糖値の上昇をきたし、それに伴って代謝異常を呈する疾患である。

インスリンの異常により発生する糖尿病ですので、まずはインスリンについての作用が曖昧な人は下記のサイトもご確認していただければと思います。

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糖尿病には2つあり、1型糖尿病・2型糖尿病の2つあります。各特徴を下記にまとめます。

1型糖尿病 2型糖尿病
遺伝性素因 ある ある
きっかけ ウイルス感染・免疫異常など 栄養の過剰摂取・運動不足など
好発年齢 若年者 中年者
体型 非肥満者に多い 肥満者に多い
インスリン投与 必要 必要なことがある

いずれにせよ、家系に糖尿病患者がいることが多く遺伝性が関与していると言われています。

糖尿病の症状について

糖尿病の症状についてまとめていきます。

糖尿病の主な症状

 高血糖
 口渇
 多飲
 多尿
 全身倦怠感
 体重減少

口渇・多飲・多尿は代表的な症状です。
高血糖により常に血液中の糖濃度が濃いので、つねに喉が乾いているように感じます。

うまく糖を体に取り込めなくなるので、全身倦怠感や、体重減少を起こします。

2型糖尿病になる条件として肥満者であることがありますが、糖尿病自体の症状は体重減少(やせ)です。問題文をよく読んで誤ったものを選ばないように注意が必要です。

糖尿病の合併症について

糖尿病の合併症も症状同様に出題されます。特に下記の3つの合併症は糖尿病の3大合併症と呼ばれています。

糖尿病の3大合併症

 糖尿病性網膜症
 糖尿病性腎症
 糖尿病神経障害

糖尿病でもう新人
 糖尿病でもう(網膜症)新(神経障害)人(腎障害)

これに「動脈硬化症」も合併症に入ります。
上記3大合併症に動脈硬化症をいれて「死の四重奏」とも呼ばれています。

糖尿病性網膜症

糖尿病性網膜症は高血糖によって眼球の奥の毛細血管に障害起こります。
自覚症状はなく進行していきます。進行する白内障による視力低下、さらに失明も起こります。

糖尿病性網膜症のポイント

 白内障
 視力低下
 失明
 診断:眼底検査

網膜症の診断には眼底検査を行います。

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症では、腎臓の毛細血管が高血糖によって負担がかかり損傷していきます。

腎臓自体の機能が低下しますので、腎不全を起こします。

腎不全に陥ると血液透析を行う必要があります。

診断には尿検査・尿微量アルブミン・BUN・連れ阿智人などの生化学検査を行います。

糖尿病性神経障害

糖尿病神経症状は、糖尿病性ニューロパチーとも言われます。
手足の神経に異常をきたして、四肢のしびれなどがおこります。この症状は左右対称に現れ、手足に症状が現れるため「手袋靴下型」と言われています。

診断には神経伝達速度検査を行います。

動脈硬化症

糖尿病患者は動脈硬化を起こしやすく、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。

診断には、総コレステロール・中性脂肪の値を確認します。

糖尿病の診断について

糖尿病では糖尿病の判断基準と病歴・血液検査などで判断する。

糖尿病の診断について

 病歴
 臨床症状
 血糖検査
 ブドウ糖負荷試験
 内分泌検査
 合併症の診断

糖尿病の診断基準について

糖尿病の診断には下記の項目を基準とします。

糖尿病の診断基準

 ①空腹時血糖値≧126mg/dl
 ②傾向ブドウ糖負荷試験(75gOGTT) 2時間値≧200mg/dl
 ③随時血糖値≧200mg/dl
 ④HbA1C(国際標準値)≧6.5%
 ④HbA1C(JDS値)≧6.1%

初回検査で上記のうちのいずれかを認めた場合は糖尿病型と判断する。
再び糖尿病型が確認されれば糖尿病と診断する。

この診断基準で国家試験で重要なのは、HbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)です。
「HbA1C」といえばほぼ糖尿病に関する問題と言えます。
国際基準値とJDS値で%が違いますが約6%ちょいと覚えておくと解けるはずです。

今の所数値を聞く問題は出てきてませんが時間の問題だと思います。

血糖値が糖尿病型(①‐③)のいずれかを示し、かつ次の条件が満たされた場合には初回検査だけでも糖尿病と診断できます。

糖尿病の典型的症状の存在もしくは確実な糖尿病性網膜症の存在がある場合です。

このときの典型的症状は「口渇・多飲・多尿・体重減少」です。

糖尿病の血液所見

糖尿病の血液所見をまとめています。

糖尿病の血液所見

 HbA1C
 フルクトサミン
 1,5‐AG
 グリコアルブミン

上記は名前だけで大丈夫です。選択肢で現れたら糖尿病と分かる程度の認知で充分。

HbA1C:糖尿病のときに増加し、最近1~2ヶ月の血糖値を反映する

フルクトサミン:アルブミンやグロブリンなどのタンパク質が糖化を起こす

1.5-AG:血液でグルコースについで多くする多糖類。

グルコアルブミン:アルブミンとグルコースが非酵素的に結合して生成される糖化タンパク

糖尿病の治療について

糖尿病の治療法は2型糖尿病であれば食事療法・運動療法などを行います。
経口抗糖尿病薬やインスリン両方を行います。

インスリン療法は1型糖尿業患者には必須です。2型糖糖尿病患者でも経口薬が無効なときや重症な合併症がある時は必要になります。

糖尿病のまとめ

まとめ・ポイント

糖尿病の覚えておくポイントは「症状」「合併症」「HbA1C」です。
それ以外にもちょこちょこ選択肢として出題されますが、上記3つを覚えておくとだいたい解けるものが大半です。

また引っかけやすいのは1型糖尿病と2型糖尿病の違いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。