おはようございます😁 もぬけです。
このサイトは鍼灸師・柔道整復師国試対策の内容をまとめています。
あくまで国家試験対策のまとめですので臨床的なものは含んでいません。
耳鼻科疾患について学ぶ
メニエール病について覚える
中耳炎について覚える
突発性難聴について覚える
[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em 0.5em; border-color: #AADDff !important;background: #FFFFFF;box-shadow: 0px 0px 0px 2px #d6ebff; border-style: dashed !important; min-height: 100px !important; ” align=”center” random=”true”][q multiple_choice=”true”]問題:メニエール病の症状でないのはどれか。
[x]正解は「耳漏」です。
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耳鼻科疾患で特に大切な疾患はメニエール病です。メニエール病とそれ以外の耳鼻科疾患とを組み合わせて出題されます。
もくじ
国家試験で覚えておく耳鼻科疾患について
鍼灸師・柔道整復師で覚えておく耳鼻科疾患は以下にまとめます。
メニエール病
中耳炎
突発性難聴
副鼻腔炎
メニエール病について
耳鳴り、難聴を伴う回転性の眩暈発作が反復する病態で、1861年にメニエールによって報告された
感音難聴
内耳の内リンパ水腫
一側性の難聴
耳鳴り
眩暈発作(目眩)
吐き気・嘔吐・冷や汗
内リンパ水腫によって発生するメニエール病ですが、内リンパ水腫が起こる原因そのものは現在もわかっていません。
感染によるものや外傷によるものなど有力とされています。それだけでなく自己免疫疾患やストレスでも発生すると言われていてやっぱり原因は不明のままです。
なので国家試験では原因については聞かれることはありません。
国家試験で問われるのは上記でまとめた点でこれだけ覚えてるだけで8割は点数が取れると思います。
メニエール病の診断
耳鳴り・難聴・眩暈(めまい)があり聴力検査では中・低音域で感音難聴を示す。眼振検査で発作的に水平回旋混合性の眼振があり、温度眼振検査では患側耳の刺激で軽度なし中等度の反応低下がある。
特に真剣に覚えるところはありません。さらっと読んでおくと安心です。
メニエール病の東洋医学的アプローチ
結局の所、東洋医学的なやり方だとどの経穴も何らかの意味があって正解となりかねないので一概には言えませんが、メニエール病は三焦経や耳鳴りに関して腎経を選ぶことが良いとされています。
[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em 0.5em; border-color: #AADDff !important;background: #FFFFFF;box-shadow: 0px 0px 0px 2px #d6ebff; border-style: dashed !important; min-height: 100px !important; ” align=”center” random=”true”][q multiple_choice=”true”]問題:メニエール病のめまいに対し、三焦経の治療穴で適切なのはどれか。
[x]正解は「耳 門」です。
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上記は国家試験で出てきた過去問を参考にして作った問題です。
「三焦経」って言っているので三焦経を選ぶだけの問題になっています。
中耳炎について
中耳腔粘膜の炎症状態を言う。急性化膿性炎症を起点として、炎症の遷延・反復と中耳腔の形態的あるいは機能的特徴により種々の難聴の慢性の病態を示しやすい
小児に多い
上気道感染に続発することが多い
冬季に多い
過去問では疫学が出題されましたのでまとめています。
小児特に、特に2歳以下に多いんですが、乳幼児では痛みを訴えることができないので不機嫌になったり夜泣きが続くなどがあります。しきりに耳に手をやるなどの症状があります。
中耳炎の起因菌について
中耳炎では起因菌に関しても出題されたことがあります。
肺炎球菌(急性)
インフルエンザ菌(急性)
モラクセラ・方ラーリス(急性)
( 黄色ブドウ球菌(慢性))
鍼灸師・柔道整復師の国家試験では急性と慢性の違いを聞いてくることはありませんので上記3つだけ覚えておくといいですね。
航空機に乗るなどして耳にかかる圧の変化で発生することもあります。
中耳炎の症状について
中耳炎の症状は以下の通りです。
耳痛
発熱
耳漏
中耳炎には「耳漏」という症状があり、メニエール病にはありません。よくひっかけで使われるポイントです。
突発性難聴について
原因不明に突発発症する感音難聴を総称して突発性難聴という。
感音難聴の原因は、頭部外傷・気圧外傷・ウイルスや細菌の感染・内耳血流障害・聴神経腫瘍などがある。近年ではスキューバダイビングによる内耳気圧外傷による急性感音性難聴が増加している。
感音難聴
耳鳴り・目眩・難聴
突発性難聴の治療には、場合によってはムンプスウイルスが原因となる場合があるため抗ウイルス剤が有効です。身体と心を安静にし内耳の循環改善を目標とします。
発症から2週間以内に治療をすれば改善の可能性はありますが、1ヶ月をすぎると低くなります。
副鼻腔炎について
副鼻腔の炎症疾患を総称したもので、急性副鼻腔炎・慢性副鼻腔炎・副鼻腔真菌症・アレルギー性副鼻腔炎などに分類される。
細菌性とアレルギー性がある
膿性鼻漏
X線所見・細菌学的検査・アレルギー検査
内視鏡下鼻内手術
副鼻腔炎はあまり出題されないですが、上記は国試で出題されたことのあるところです。
ここだけでも覚えておくといいですね。
耳鼻科疾患の問題を解いてみる
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[x]正解は「ムンプスウイルス」です。
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[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em 0.5em; border-color: #AADDff !important;background: #FFFFFF;box-shadow: 0px 0px 0px 2px #d6ebff; border-style: dashed !important; min-height: 100px !important; ” align=”center” random=”true”][q multiple_choice=”true”]問題:中耳炎で正しい記述はどれか
[x]正解は「肺炎球菌が原因になる」です。
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[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em 0.5em; border-color: #AADDff !important;background: #FFFFFF;box-shadow: 0px 0px 0px 2px #d6ebff; border-style: dashed !important; min-height: 100px !important; ” align=”center” random=”true”][q multiple_choice=”true”]問題:慢性副鼻腔炎に対する局所治療穴で適切なのはどれか
[x]正解は「瞳子髎」です。
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[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em 0.5em; border-color: #AADDff !important;background: #FFFFFF;box-shadow: 0px 0px 0px 2px #d6ebff; border-style: dashed !important; min-height: 100px !important; ” align=”center” random=”true”][q multiple_choice=”true”]問題:慢性副鼻腔炎に関して正しい記述はどれか。
[x]正解は「エックス線検査が有用である」です。
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耳鼻科疾患まとめ
やはり耳鼻科疾患で大切なのはメニエール病です。
臨床医学各論でも東洋医学概論でも出題されます。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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