おはようございます!
「国家試験対策といえばもぬけ」のもぬけです。
このサイトは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師の国試対策の内容をまとめています。
このページに関する練習問題は最後の章にありますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
※情報等が古い場合はコメントください。
骨折の合併症:併発症
柔道整復学では骨折が起きた際に一緒に起こるもの、しばらくしてから起こるもの、骨折が治っても続くものの3つを合併症としています。
国家試験ではとにかくこれら3つを混ぜてどれが後遺症か続発消化みたいな問題が出てくるのでしっかりと覚えていきましょう。

ゴロ合わせのみで覚えようとすると失敗しますので、必ず一旦は丸暗記をするか理論立てて覚えるようにしていただければと思います。
【○✗二択クイズ】骨折の合併症について
クイズを解いて、現在の認識レベルを確認してみよう。
[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
【柔道整復学】 軟部組織損傷は骨折後の併発症である
[x]
答え:○
[/qwiz]
[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
【柔道整復学】 コンパートメント症候群は骨折後の併発症である
[x]
答え:✗ 続発症
[/qwiz]
[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
【柔道整復学】 壊血病は骨折後の併発症である
[x]
答え:✗
[/qwiz]
正解した方も不正解だった方も最後まで読んでしっかりとした知識に変えていきましょう。
もくじ
骨折の合併症について
骨折と同時あるいは治癒経過中に発生するもので治癒の結果である予後に影響を与えるものを言う。
骨折後の合併症を柔道整復学では併発症・続発症・後遺症の3つに分類して考えます。
国家試験ではどの症状が合併症のどれに該当するかを覚えておくかを覚えておく必要があります。
便宜上、併発症、続発症、後遺症と大別していますが、骨折の発生とその経過における影響は明確には分けれません。
とかそんなふうには決められてないってことやで
【柔道整復学】骨折の併発症について

骨折の併発症は狭義での合併症とも捉えることができます。
骨折の併発症は骨折とほぼ同時に起きる骨折以外の損傷のことです。
具体的には骨折を起こした外力や骨折時に発生した骨片転位などによって発生した病症をいいます。
関節損傷
軟部組織損傷(筋・腱など)
内蔵損傷
脳脊髄損傷
血管損傷
末梢神経損傷
家内の結末
か(関節損傷)な(軟部組織損傷)い(内蔵損傷)の(脳脊髄損傷)結(血管損傷)末(末梢神経損傷)
関節や軟部組織損傷は骨折時の外力によるものがおおく、血管や脳脊髄損傷は骨片によるもので発生します。
言ってしまえば、骨折時の外力によるものなのでなんでも発生する可能性はあります。
【骨折の併発症】関節損傷について
関節構成組織である靭帯、軟骨、関節包、関節唇、滑液包などを損傷
脱臼を伴った骨折を脱臼骨折といいます。
関節面が骨折した場合を関節内骨折といいます。
関節部の損傷時は、予後に問題を残すことが多いので注意が必要です。
【骨折の併発症】筋・腱など軟部組織の損傷
筋組織などの軟部組織が骨折部に介入すると、遷延治癒や偽関節のリスクが上がります。
また、骨折端が皮膚を貫くと開放性骨折(複雑骨折)となり、細菌感染などの恐れがでてくる。
柔道整復師は擦り傷程度の傷であっても折れた骨の破片による損傷の可能性があるため整復はできません。
また骨折時のみならず重篤な筋挫滅を伴う外傷の場合、急性腎不全を合併することがあります。
筋挫滅後にクラッシュシンドロームが発生し、乏尿、ヘモグロビン尿、ミオグロビン尿・蛋白尿、アシドーシス、全身浮腫などが起こります。
乏尿
ヘモグロビン尿
ミオグロビン尿
蛋白尿
アシドーシス
全身浮腫
クラッシュシンドロームってキーワードは覚えといてほしい。

【クラッシュシンドローム】
クラッシュシンドロームは圧挫症候群とも呼ばれる。
重量物によって長時間圧迫されたことによって骨格筋の虚血・損傷が発生。
その後重量物が取り除かれた際に筋挫滅によって発生したCK・ミオグロビン・Kなどが体内に流れ出し全身をめぐることによって発生する。
地震が起きた際なんかに家屋の下敷きになった際なんかに発生します。
長時間圧迫がかかっている場合は、むやみに取り除かずに救急車を待ちましょう。
血管損傷
受傷時の外力や骨折端の転位により血管の圧迫・挫滅・断裂などの損傷を合併することがあります。
その結果、骨片の阻血性壊死や持続的な動脈性血行障害により阻血性拘縮であるフォルクマン拘縮につながることがあります。
骨折の併発症の練習問題を解いてみる
過去問をベースにした練習問題を解いて、さらに脳に刻み込んでいきましょう。
[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
【柔道整復学】骨折の合併症の中で併発症はどれか
[x]
答え:正中神経損傷
神経損傷は併発症に入ります。
簡単でしたね。
このまま国家試験まで覚えておきましょう。
[/qwiz]
[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
【柔道整復学】クラッシュシンドロームの説明で正しいものはどれか。
[x]
答え:長時間の圧迫により筋挫滅を起こした際に発生する
壊血病とは違いますので注意しておきましょう。
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