一般臨床論

【臨床】練習問題から学ぶ「ギラン・バレー症候群」についての覚え方!徹底解説

おはようございます😁 もぬけです。

このサイトは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師国試対策の内容をまとめています。
このページに関する練習問題は最後の章にありますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

このページのポイント
 
 ギランバレー症候群
 

柔道整復師であれば一般臨床論、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師であれば、臨床医学各論で取り扱われるギランバレー症候群のポイントをお伝えしていきます。

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ゴロ合わせのみで覚えようとすると失敗しますので、必ず一旦は丸暗記をするか理論立てて覚えるようにしていただければと思います。

【○✗二択クイズ】ギランバレー症候群に関する問題

クイズを解いて、現在の認識レベルを確認してみよう。

[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
【臨床医学総論】嚥下困難は球麻痺症状の一つである

[c*]○
[c]✗

[x]
答え:○
[/qwiz]

[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
【臨床医学各論】ギランバレー症候群はヘルペスウイルスによるものである

[c]○
[c*]✗

[x]
答え:✗
[/qwiz]

[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
【一般臨床論】 ギランバレー症候群は両側性に顔面神経麻痺が現れる

[c*]○
[c]✗

[x]
答え:○
[/qwiz]

正解した方も不正解だった方も最後まで読んでしっかりとした知識に変えていきましょう。

ギランバレー症候群とは?

急性あるいは亜急性に進行する運動優位の末梢神経障害です。

教科書にはこの一行しか書かれていないですが、急性免疫性ニューロパチーや後天性炎症性ニューロパチーとして代表的な疾患です。

例えば、ウイルスや細菌感染を起こした数日から数週間後にかけて様々な症状が現れます。
基本的には、予後良好ですが、呼吸器系がやられると生命に危険がでます。

ギランバレー症候群の疫学

好発年齢や性差はなく、罹患率は10万人に1.5~2人の割合です。

もぬけ
もぬけ
ここらへんが問われたことはないなー

【国試対策】ギランバレー症候群の成因と病態生理

病理学的には単核球浸潤と脱髄が主体。
神経根を含め, 末梢神経が多巣性に障害を受ける約2/3の症例では,発症に先行して, 呼吸器系,消化器系の感染が認められる

罹患者の66%程度が風邪を引いたり、お腹が痛いな-ってなってから発症したって感じですね。

【国試対策】ギランバレー症候群の症状

発症からピークまでの期間は多くは2~4週間以内である。経過は一相性で自然に軽快する

症状は多岐に渡りますが、とりあえずほとんどの場合病院でしっかり療養していれば自然と治癒していきます。

主な症状を覚えていきましょう。

ギランバレーの症状

 四肢のしびれ感・感覚鈍麻
 対称性の四肢脱力
 脊髄性の運動失調
 歩行困難
 腱反射低下または消失
 両側性顔面神経麻痺
 外眼筋麻痺
 呼吸筋麻痺
 球麻痺
 頻脈・徐脈・非整脈
 自律神経症状

もぬけ
もぬけ
多すぎておぼえれん!
ってひとはしびれるってだけまず認識してや

もっともメジャーな症状は四肢のしびれです。感覚も麻痺します。

対称性に四肢の脱力がはじまります。
四肢の脱力があるからには歩行困難にもなると思いますし、腱反射は減弱するのも想像どおりです。

あとは、顔にもしびれが発生します。

外眼筋・顔面神経・呼吸筋・球麻痺などですね。
球麻痺については後でしっかりとお伝えしていきます。
この中で呼吸筋麻痺が発生すると危険と言われています。

もぬけ
もぬけ
関連して結びつけていけばそんなに多くないはずや。

【ギランバレー症候群の症状】四肢のしびれ感・感覚鈍麻

とにかく覚えていきたいのはしびれ・脱力感・感覚鈍麻といった力の入らないイメージを持ってほしいです。
足の力も抜けるので歩けない。
腱反射も低下。
これが第1のイメージです。

【ギランバレー症候群の症状】球麻痺

球麻痺の球っていうのは延髄のことを差しています。

つまり延髄が麻痺する…ということは延髄が担っている様々な中枢がやられて機能しなくなるということになります。

具体的には延髄から出る脳神経を思い出してみてください。
Ⅸ・Ⅹ・Ⅺですね。
舌咽神経・迷走神経・舌下神経が球麻痺ではやられてしまいます。

これらの脳神経が司っているのは、舌の動きがメインですので、食べる・しゃべるということができなくなります。

主な球麻痺症状

 咀嚼困難
 嚥下困難
 構音障害
 舌萎縮
 嘔吐反射減弱

【ギランバレー症候群の症状】呼吸筋麻痺

たびたび説明していますが、呼吸筋が麻痺すると呼吸困難に陥りますので危険です。
ギランバレー症候群かなっと思ったらすぐ救急車を呼びましょうね。

【ギランバレー症候群の症状】両側性顔面神経麻痺

両側性に出現するのがポイントです。
なぜなら別で片側性に現れる疾患も存在するからです。

なんていう疾患かわかりますか?

ベル麻痺ですね。

【ギランバレー症候群の症状】神経伝達速度低下

これは国家試験で出題があったものなので載せています。

ギランバレー症候群は末梢の運動神経が神経伝達速度が低下します。
感覚神経ではないので注意です。

【国試対策】ギランバレー症候群の診断

髄液検査では細胞数の増加を伴わない髄液たんぱくの上昇(たんはく細胞解離)

末梢神経伝導検査では運動神経優位の神経伝導速度の低下,伝導ブロックなどが重要である。

先程説明した末梢神経伝達速度の低下が診断基準で用いられています。

ギランバレー症候群の診断

 髄液検査:蛋白細胞解離
 末梢神経伝達検査:引導神経優位の神経伝達速度の低下
 末梢神経伝達検査:伝導ブロック

もぬけ
もぬけ
なんや重要そうな感じに書いたけど目を通しておくだけでええで。

ほとんど出題されません。

【国試対策】ギランバレー症候群の治療

高たんぱく,高ビタミンの栄養管理が基本になる。
呼吸筋麻痺による換気障害, 球麻痺による肺炎や窒息,さらに自律神経障害による心循環不全が死因となりうる

もぬけ
もぬけ
基本的に点滴射って、ゆっくり寝とけば治る

治るんですが、呼吸筋麻痺・自律神経障害による心循環不全が現れた際は要注意ということです。

ただここまで詳しい内容は問われないので、国家資格を持つものとして覚えておくといいと思います。

【国試対策】ギランバレー症候群の予後

4-6ヶ月以内に85%の患者は回復する

一体のこりの15%はどうなったんでしょうか…

もぬけ
もぬけ
怖くなったから調べてみたで

現段階では致死率は2-3%で残りは症状が長引いているなどで治療に時間がかかったと思われます。

【おさらい】ギランバレー症候群の重要ポイント

すでに何回も重要なところは書いてきましたが、再度見直しをしていきましょう。

全部覚えておけるに越したことはないですが、これだけは何が何でも覚えておいてほしいポイントを最後にまとめておきます。

国試までここだけは忘れないで

 両側性の顔面神経麻痺
 対称性の四肢脱力
 原因は不明
 たいてい予後良好

ギランバレー症候群はとにかく両方に麻痺・しびれが現れます。

他のALSや重症筋無力症などの疾患に比べて予後は良好なことが多いのも特徴です。

もぬけ
もぬけ
たのむで!

ギランバレー症候群の練習問題を解いてみる

過去問をベースにした練習問題を解いて、さらに脳に刻み込んでいきましょう。

[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
【臨床】ギランバレー症候群の症状でないものはどれか。

[c]徐脈
[c]不整脈
[c]嚥下困難
[c*]三叉神経麻痺

[x]
答え:三叉神経麻痺

簡単でしたね。
このまま国家試験まで覚えておきましょう。

[/qwiz]

 

[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
【臨床】ギランバレー症候群の説明で誤っているものはどれか。

[c]髄液検査では髄液たんぱくが上昇する
[c]早期には指示なしには歩行が困難となることが多い
[c*]症状は日を追うごとに悪化していく進行性病変である
[c]末梢神経伝導検査は運動神経の伝達速度の低下が見られる。

[x]
答え:症状は日を追うごとに悪化していく進行性病変である

数ヶ月も経てば85%の患者は回復します。

[/qwiz]

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