病理学

【病理学】過去問・練習問題から学ぶ「虚血性梗塞・出血性梗塞」の覚え方 徹底解説

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このページに関する練習問題は最後の章にありますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

このページのキーワードとポイント
 虚血性梗塞
 出血性梗塞

虚血性梗塞を白色梗塞ともいい、出血性梗塞を赤色梗塞と言います。

白色・赤色とイメージ通りなのでそこは間違わないと思いますが、臓器は間違えやすいので注意が必要です。

例えば「大腸」は「白」と「赤」どちらでしょうか。
正解は「赤」です。

このように一見よくわからない虚血性梗塞と出血性梗塞をよくわからないままゴロで丸暗記して片付けていこうと思います。

そもそも梗塞ってなに?

梗塞とは血栓や塞栓により組織が壊死に陥った状態を言います。

※「臨床医学各論」では脳血栓・脳梗塞という内容で問題が頻発しています。この時、脳塞栓によって起こるのは「出血性梗塞」ですが「病理学」では出血性梗塞に「脳」は含まれませんので注意してください。

臨床医学各論で出てくる「脳梗塞」「脳塞栓」の話は別記事にまとめていきます。

貧血性梗塞(虚血性梗塞・白色梗塞)について

貧血性梗塞も虚血性梗塞も白色梗塞も同じ意味です。
血液が行き渡らない状態になって梗塞が起こることを言います。

虚血性梗塞が起こりやすい臓器

 心臓
 脳
 腎臓
 脾臓

ゴロ合わせ
地震の日に貧血
じ(腎臓)しん(心臓)の(脳)ひ(脾臓)に貧血

最近、地震が多いですが、避難勧告出てるのに貧血で動けないなんて洒落になりませんよ。しっかりと「鉄分」と「ビタミンC」を摂取しておきましょ。

出血性梗塞(赤色梗塞)について

出血性梗塞は血管の2重支配を受ける臓器に多い。

出血性梗塞が起こりやすい臓器

 肺
 肝臓
 大腸・小腸
 精巣・卵巣

ゴロを覚える前に白色梗塞か赤色梗塞どちらか覚えておけば点数取れますので、わざわざ両方覚えるのは負担になりますよ。

ゴロ合わせ
出血サービス!朝刊で卵はやすそう…
出血サービス(出血性梗塞)!ちょう(大腸・小腸)かん(肝臓)で卵(卵巣)は(肺)やすそう(精巣)

ゴロ合わせ
赤い卵は長官ぞ
赤い(赤色梗塞)卵(精巣・卵巣)は(肺)長(大腸・小腸)官ぞ(肝臓)

覚えやすい方で覚えてもらえばいいです。
赤い卵は絶対長官に渡さないと後でひどい仕打ちを受けるに違いません。(どうでもいい)

これで目的は達成できましたが、プラスアルファで覚えていきたいことがあります。それは少し前に出てきた「血栓」と「塞栓」についてです。

病理学概論で出てくる「血栓症」と「塞栓症」についても合わせて覚えていきませんか?

病理学の血栓症について

血栓症とは血管内で血液が凝固する現象を言います。

病理学で聞かれるのは「誘因」です。

血栓症が起こる主な誘因

 血流速度の低下
 血管壁の障害
 血液組成の変化

血液の流れを川の流れをイメージしてください。
流れの早い川はきれいですが、流れが緩やかになればなるほど汚くなっていくと思いませんか?ガンジス川とかすごい汚いですよね(失礼…)

 

▶血管壁の障害
血管壁というのは川で言うと川岸に相当します。
きれいに整備されていたり、引っかかるところがなかったら水は濁りなく進みますが、凸凹しているとそこで水が滞り濁っていきます。

 

▶血液組成の変化
血液も川の水もそのものが汚れているといくら川が綺麗でもどこかにゴミが溜まっていくものです。

 

播種性血管内凝固とは?

これも血栓症のところで問題になることがあります。
播種性血管内凝固とは「DIC」ともよばれ、全身の細小血管に血栓が形成された状態のことです。

【もっとも傷害されやすい臓器】
 ▶腎臓

【DICを引き起こす疾患】
 ▶悪性腫瘍
 ▶敗血症
 ▶流産

全身で血栓ができたら一番負担がかかるのはそれらを濾過する腎臓っていうのはイメージが付きやすいですね。

 

病理学の塞栓症について

塞栓症とは血液に溶解しない物質が血管内腔を閉塞する現象のことです。別の所から飛んできた血栓ばかりかと思いきや1つではありません。

塞栓の種類

 血栓塞栓
 空気塞栓
 脂肪塞栓
 腫瘍塞栓
 骨髄塞栓

この種類は別に覚えなくても大丈夫です。
大事なのは次の項目!

【最も多い塞栓の種類】
 ▶血栓塞栓

【脂肪塞栓を起こしやすい臓器】
 ▶脳

【脂肪塞栓の原因となるのは】
 ▶骨折

【腫瘍塞栓を起こしやすい臓器】
 ▶肝臓

交差性塞栓症とは?

交差性塞栓症は奇異塞栓症とも呼ばれます。
静脈に生じた血栓が右心房から「開存性卵円孔」を通って大動脈系に塞栓を作ったもののことを言います。

病理学の梗塞についてあとがき

赤色・白色ってすぐ忘れてしまうんですよね。
一見して腎臓も心臓も脳も脾臓も血液が多そうなイメージがありますよね。だからもともと多いから虚血して梗塞するっていう風に覚えてもいいかもしれません(あくまでたとえ話です。)

【練習問題】この分野の問題を解いてみる

過去問をベースにした練習問題を解いて、さらに脳に刻み込んでいきましょう。

[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
問題 貧血性梗塞が起こりにくい臓器はどれか。

[c]Me+8juiEsw==[Qq]
[c]Mu+8juiC neiHkw==[Qq]
[c]M++8juW/g+iHkw==[Qq]
[c]NO+8juiFjuiHkw==[Qq]

[x]
答え:2.肝臓

貧血性梗塞(虚血性梗塞・白色梗塞)について

貧血性梗塞も虚血性梗塞も白色梗塞も同じ意味です。
血液が行き渡らない状態になって梗塞が起こることを言います。

【虚血性梗塞が起こりやすい臓器】
▶心臓
▶脳
▶腎臓
▶脾臓

【虚血性梗塞のゴロ】
地震の日に貧血

じ(腎臓)しん(心臓)の(脳)ひ(脾臓)に貧血

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