東洋医学概論

【東洋医学】練習問題から学ぶ「喜燥悪湿と喜湿悪燥」についての覚え方徹底解説

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 喜燥悪湿
 喜湿悪燥
 

梅雨時にお腹を壊しやすいとかって聞いたことありませんか?
東洋医学では湿度が臓腑へ影響を与えるものだと考えられています。

今回は聞き慣れない2つの言葉「喜燥悪湿」「喜湿悪燥」について徹底解説をしていきたいと思います。

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ゴロ合わせのみで覚えようとすると失敗しますので、必ず一旦は丸暗記をするか理論立てて覚えるようにしていただければと思います。

喜燥悪湿とは?

脾は乾燥を好み、水液を嫌う特性がある。
脾は水液をさばく場所であるため、常に水液が旺盛になりやすい。
脾が正常に機能するためには、一定の陽気(燥)の補助が必要であり、水液が過剰になると陽気がふさがれて運化に影響を及ぼす。

脾は乾燥を好むという特性があります。
喜燥悪湿とは感じの通り「乾燥」を喜び、「湿気」を悪するとという意味です。

例えば梅雨時はお腹を壊しやすいとかって聞いたことありませんか?

脾は湿気に弱く、梅雨などであめが続くと機能が低下すると東洋的には考えられています。

喜燥悪湿について

 脾の特徴
 湿気を嫌う
 乾燥を好む
 梅雨時は要注意

五行色体表でいうと梅雨は「長夏」ですね。
ちょうど五行色体表的にも「長夏」は土であり、脾や湿も同属性です。

五行色体表とか何言ってるかわかんねぇべって方は、下記の記事もご参考にしてください。

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喜燥悪湿が与える影響

陽気の不足や水液が過剰になると運化に影響を与え、軟便や下痢が起こる。
これらは、臓腑の機能失調・冷飲や多飲・雨天や多湿環境での居住などにより出現しやすい。
脾の機能を回復するためには、あらかじめ痰湿を取り除 いておくと効果的である。

脾が湿気に弱いことはわかったとして、じゃあ具体的にはどうなるの?ってところについて話をしていきます。

先程も梅雨時にお腹を壊しやすいという話をしましたが、まさにそれで、軟便になったり下痢をすると言われています。

また五行色体表で言えば、「黄」なので顔色が少し黄色く見えるというひともいます。

これは梅雨時に限らず、冷たいものをガブガブのむとか、雨にずっとさらされるなどをしても発生します。

雨の中、傘もささずに帰った次の日お腹を壊したりしていませんか?

喜燥悪湿による症状

 脾の働き:運化の低下
 軟便
 下痢

機能低下の発生要因

 梅雨
 長期の雨
 多湿環境
 冷飲・多飲

脾の働きについて、少しわからないところがある方は上記の記事もご参考にしてください。

喜湿悪燥とは?

胃は陽明に属し、六腑の中でも熱が旺盛であるため熱化しやすい。
胃が正常に機能するためには、十分な潤いが必要である。
これらのことから、胃は水湿を好み、乾燥を嫌う特性があるといわれる。

喜燥悪湿があるなら喜湿悪燥もあるっていうのが東洋医学です(違う笑)。

脾と胃は表裏の関係にあるため、胃は逆に乾燥を嫌い、湿気を好む性質があります。

また、喜湿悪燥の特徴を持つのは胃だけでなく、肺も持っているので胃だけの特徴と覚えるのはやめておきましょう。

喜湿悪燥について

 胃の特徴
 肺の特徴
 乾燥を嫌う
 湿気を好む

これは歯周病とかがかなり影響していると思いますが、口が乾いてくると口が臭くなる人っていませんか?

口臭は東洋では胃に関係していると言われています。
五行色体表でも土のところに「口」がありますよね。
そして五液では「涎」です。なんとなく関係してそう…

喜湿悪燥が与える影響

陰液の不足や内熱が過剰になると、上逆が起こり、悪心や嘔吐が起こ る。
また、胃に発生した内熱が経絡に波及し、足陽明胃経が分布する領域に影響を与えて、頭痛や歯肉の腫痛などが起こる場合がある

あまりに乾燥したところにいすぎると、体の陰液が奪われてしまいます。

体の水分が少なくなると、東洋では頭痛・歯肉の腫れなどが起こると考えられています。

喜燥悪湿による症状

 悪心・嘔吐
 頭痛
 歯肉の腫脹

じゃあ砂漠に住んでいる人たちがこれらの症状に常に悩まされているかといえばそうでもないですし、その地域に住む人は頭痛持ちが多い、なんていう情報も特に聞かないのでなんだか納得はしづらい内容かもしれません。

喜湿悪燥・喜燥悪湿の練習問題を解いてみる

練習問題を解いて、さらに脳に刻み込んでいきましょう。

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【東洋医学】喜湿悪燥に関係する臓腑はどれか。

[c]肝 
[c]心 
[c]脾 
[c*]肺 

[x]
答え:肺

湿気を好むのは肺と胃でした。

[/qwiz]

 

[qwiz style=”width: 90%; padding: 0.2em; border-color: #AADDff;border-style: dashed; min-height: 100px !important; ” align=”center”][q]
脾の喜燥悪湿の特性で起こる症状はどれか

[c]眩暈 
[c]口渇感 
[c*]下痢 
[c]便秘 

[x]
答え:下痢

湿気の多いところにいると、下痢や軟便になります。

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