動脈拍動部について学ぶ
その上にある経穴について学ぶ
動脈拍動部にある経穴ってなっかなか覚えられないですよね。
「撓骨動脈」→「太淵」とかわかりやすいのは覚えれますが、「浅側頭動脈」の経穴は?って聞かれてもそもそも浅側頭動脈ってどこやねんって話です。
しかも臨床的にはその経穴はちょっとずれてるんじゃないかなって思う場所も出てきているはずです。ですが教科書に記載がある以上、国家試験として出題されますので覚えないと行けないんですよ…大変。
ということで今回は上記の3つのポイントを意識しながら読んでいただければと思います。
良ければ現在の動脈拍動部の認識力確認のため1問解いてみてください。
柔道整復師の国家試験対策で見に来られた方もはじめのところまでは同じですのでそのまま見ていただいて大丈夫です。
動脈拍動部一覧について
体表から触知できる動脈拍動部は以下のとおりです。
合計10個で、もしかするまだあるのかもしれませんが教科書的にはこの10個を覚えたら勝利です。
(尺骨動脈を覚えるなら11個)
といっても覚えるのになにか取っ掛かりがないと覚えれないですよね。
ゴロもありますが、それもまた長くて覚えづらい…
動脈拍動部のゴロあわせについて
早慶の先輩、葛飾駅でだいたい上等な後継者を即輩出
早慶(総頸動脈)の先輩(浅側頭動脈)、かつ(顔面動脈)しか(膝窩動脈)えき(腋窩動脈)でだいたい(大腿動脈)上(上腕動脈)等(撓骨動脈)な後継者(後脛骨動脈)者(尺骨動脈)を即輩(足背動脈)出
ゴロは長くて覚えづらいので3つぐらいに分けて覚えるのがポイントです。
早慶の先輩
葛飾駅でだいたい上等
後継者を即輩出
このように3つに分けると覚えやすいですよ。
ゴロの覚え方については上記記事にまとめました。
なんかゴロを覚えても点数取れないなと言う人向けです。
柔道整復師に方はここまでで点数ゲットできます。
鍼灸師の方はこっからしっかりと経穴を覚えていく必要があります。
動脈拍動部に取る経穴について
浅側頭動脈:和髎
顔面動脈:大迎
総頸動脈:人迎
上腕動脈:曲沢
橈骨動脈:太淵
腋窩動脈:極泉
大腿動脈:箕門・気衝・足五里・衝門
膝窩動脈:委中
後脛骨動脈:太溪
足背動脈:大衝:衝陽
間違えやすいポイントは結構あります。
「人迎」と「大迎」であったり「曲泉」「極泉」などが引っかけやすいところです。
足背動脈といえば「大衝」が有名ですが、「衝陽」も忘れずに…
あーでもやっぱりこれだけだと覚えれないなーという方のためにめちゃくちゃ丁寧に解説したノートを準備しましたのでそちらもご確認いただければと思います。
動脈拍動部についてのまとめ
前脛骨動脈の方が前にあるから拍動を触れれそうなのに正解は後脛骨動脈という引掛けからはじまった動脈拍動部の解説ですがいかがでしたか?
この分野では柔整よりも鍼灸師の方が覚えることが多くて大変ですが、何度も見返えし覚え直すと次第に覚えていけると思います。
【森元塾】国家試験対策オンライン塾ではラインで答えのやり取りを行いながら、わからないところも聞くことができます。
無料ではとても言えないきわどい覚え方や資料を使って過去問やオリジナル問題を解説しています。